【無料記事】AI×BCGの「AI ARENA」とは?エアドロップ情報やゲーム内容を解説
今回は、AIとブロックチェーンをかけ合わせたゲームである「AI ARENA」について、概要やトークン、エアドロップ情報などを解説します。
AI ARENAはParadigmから出資を受けており、ゲームをプレイした人を対象にトークンをエアドロップすることも発表されています。
事前知識は必要ありませんがAIの機械学習要素を利用するため、研究的な作業が好きな方やAIの将来に前向きな考えを持っている方はぜひこの機会に知っておきましょう。
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AI ARENAとは
AI ARENAは、AIとブロックチェーンを統合したゲームです。Arbitrum上に構築されています。
ArenaX LabsというAIビジネスを行っている企業が開発しており、2021年にParadigmとFramework Venturesから$5M、2024年にSevenX Ventures、Framework Venturesなどから$6Mを調達しています。
2024年2月末時点ではまだベータ版のみのリリースです。
ゲーム内容は「大乱闘スマッシュブラザーズ」のような格闘ゲームで、AIに「相手より上にジャンプしたときに攻撃」「左下にわざと落ちる」など学習をさせることでキャラクターを強化します。
従来のAIを使った機械学習は、プログラミングの知識やデータ分析の知識が必要になるので大衆向けのサービスはリリースしにくかったのですが、AI ARENAは事前知識が必要とせず行えるUIを提供することで多くのプレイヤーが参入できるとされています。
もちろん、AIに対する前提知識があれば他のプレイヤーより有利に進められますが、ゲームプレイを通して機械学習について学べるため問題ありません。
AI ARENAはネイティブトークンとしてNRNトークンをリリースする予定で、ゲーム内ランキングに入ったり優秀な機械学習モデルを作成すると報酬として得られ、収益化できます。
ゲームで収めた直接的な報酬(バトルでの勝利等)だけでなく、良いAIを作ることでも報酬が得られるのは他のゲームにはない要素です。
また、従来のオンライン格闘ゲームは自身がプレイヤーとなるためプレイする際はオンライン状態でなければいけませんでしたが、AI ARENAでは人間が行う動作はAIへ学習させるときのみで、戦闘中はオフラインでもマッチングし収益につなげられます。
AI ARENAでバトルをする際はバッテリーと呼ばれるゲーム内アセットを利用します。
バッテリーはバトルで利用するNFTアイテムに必要なアセットで、1回のバトルに1つのバッテリーを使用し、1日10回バッテリーを使用するとなくなり24時間後ごとに充電されます。
1日10回以上のバトルを行いたい方はマーケットプレイスで購入する必要があり、かつ勝てるAIを作る&トークンをステーキングする必要がある(詳細は後述)ので、AIなどの前提知識はなくても乗り越えられるもののかなり複雑な作りと言えるでしょう。
しかし、参入障壁が高い分1人あたりに割り当てられるトークンの量は増加するため、初期のうちは上位プレイヤーに入りやすい可能性があります。
NRNトークンについて
AI ARENAのユーティリティトークンとして、NRNトークンが導入されています。(発行時期は未定)
総発行枚数は10億枚で、2024年2月末時点でのトークンの割り当ては以下の通りです。
シーズン1エアドロップ:8%
コミュニティ:30%
法人:12%
コントリビューター:36%
投資家:14%
シーズン1(すでに募集終了)をプレイしているプレイヤーに総発行枚数の8%である8000万枚をエアドロップとして配布するようです。
内訳は、4000万枚がNFT保有者やDiscordでの活動で貢献している人に配布され、残りの4000万枚がゲームの賞金プールに配布されます。
ただ、ゲームプレイによるNRNトークンの報酬は、NRNトークンをステーキングする必要があり、ステーキングをしないとバトルで良い成績を収めても報酬は0のため注意しましょう。
そして、以下はAI ARENAのトークンエコノミクスになりますが、ゲームプレイヤーや良い機械学習モデルを作る人など、トークンが経済圏に対して幅広く対応しなければならないのでかなりのプレイヤー数が必要になると予測できます。
AI ARENA|まとめ
AI ARENAはAIとBCGを組み合わせた他にないゲーム性を持っており、かつトークンを獲得し収益化するまでのハードルが高いため、参入障壁が高い分稼ぎやすい可能性があります。
すでにシーズン1のテストプレイヤー募集は締め切られてしまっているので1回目のエアドロップは受け取れませんがシーズン2以降もエアドロップが行われる可能性はあり得るので、公式サイトや当ニュースレターを随時確認して情報をキャッチアップできるようにしておきましょう。
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